クリーニングQ&A

Q:クリーニング店により汚れやシミの落ち方に違いがあるのはなぜ?

A:店により洗い方はいろいろです。

A店では石油系ドライ溶剤で出来るだけ衣料をやさしく洗い、後からしみ抜きを行ったり

B店ではパークロールエチレンを使い、一度に汚れを落とすような強い洗い方をしたり、お店の技術や経験でさまざまです。

 

「シミ」とは通常の洗い方では落ちないものであり、しみ抜きをサービスで行ったり、

手間のかかる場合は別途有料になるケースもでてきます。

 

しかし、しみ抜きを依頼しても店によりシミが落ちなかったりするのは、クリーニング店のしみ抜きの技術力の差だと考えられます。

 

よって、お客様は「洗いの品質」「しみ抜きの技術」「料金」「サービス」等でお店選びをするとよろしいかと思います。

Q:しみ抜きはどうやってしているの?

A:<一級染色補正技能士>

しみ抜きには、素材に関する知識やシミの種類に関する知識や経験が必要となります。弊社では一級染色補正技能士が対応いたします。素材に関しましては、素材の特性を把握して作業しないと取れるシミも落ちなくなると言った不具合が生じます。

しみ抜きを行うにはいろいろな機械や道具類薬品類を常備してその衣類の素材やシミの程度によって熟練したプロが作業します。

クリーニング店にしみ抜きの依頼をするときは、ご自身でいじくらずなるべく早く(時間がたつほど落ちにくくなります。)何のシミかの情報を提供して戴ければ、作業がより確実に行われます。

Q:家庭用ドライクリーニング洗剤とクリーニング店の洗い方ってどう違うの?

A:<水と油>

家庭用ドライマーク洗剤は、本来ドライクリーニングに適する衣類を家庭で簡易的に水洗いするために開発されたものです。家庭で手軽に洗濯できれば大変便利ですが、皺や色落ちに気をつけなくては、せっかくのおしゃれ着もだいなしです。

それに対して、クリーニング店では知識と経験を持ったクリーニングのプロが、石油系溶剤を使い、お客様の要望と衣類の特性を考慮して最適の洗い、仕上げを行っています。又そこで使用される洗剤や機械はクリーニング専用に開発されたものです。

Q:シミをつけたら、どうしたらいいの?

A:<応急処置>

外出時の応急処置としては、乾いたタオル、ハンカチ、ティッシュ等で水分や油分を押して取るようにします。

その際に決して擦らないようにしましょう。生地が擦れて傷むと白くなり補正しても直りません。基本的にはここまでとして、専門家に任せるのが賢明です。